2020年02月16日

人間万事塞翁が馬だと思わないか?

今年に入ってオレには気が滅入るようなことばかり続いて、神経衰弱気味だ。まずもって景気が悪い。景気が悪いせいで長崎からどんどん人がいなくなってしまう。うちの常連もこの春に転勤が決まっているのが何人もいる。いいニュースなんてまったくない。やってられるか。誰がこんな世の中にした?いやそもそも人のせいなのか、オレ自身のせいなのか。魂のダークサイドの踊り場みたいなところにどんよりとした行き場のない気持ちが吹きだまっている。まったく救いがない。光明が見えない。みんなくたばってしまえ。

以上オレの心の暗部を少し吐き出させてもらった。だがオレはこうも思う。人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)ではないのかと。たいていの人は昔漢文かなんかで習ったんじゃないかと思うが意味はすっかり忘れているかもしれない。なのでオレの記憶を頼りに解説する。間違っていたらごめん。
昔塞翁さんの馬が逃げ出した。まわりの人はお気の毒にと言う。だけど塞翁さんはいやこれはいいことの前触れだと言う。そしたらその馬がとても立派な馬を連れて戻ってくる。まわりの人はおめでとうという。しかし塞翁さんはこれは悪いことの前触れだと言う。その立派な馬に乗った息子が落馬して足を大けがしてしまう。まわりの人はまたしてもお気の毒にという。しかしその時に大きな戦争が起こりたくさんの人が戦場で亡くなったが塞翁さんの息子はけがのせいで命を長らえたというそんな話し。
つまりいいことと悪いことは表裏一体であり、いまやダークにふさぎ込んでるオレは転じて素晴らしい日々をおくることになるのかもしれない。それはわからないがわずかばかりの希望にすがりつきたいときもそりゃあある。
レッドツェッペリンのグッドタイムズ、バッドタイムスでもかけながら今日も一日がんばろうと思う。じゃあね
posted by オーナーセイジ at 17:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記