2018年02月01日

少しアイルランドを語りたい 1


今から20年ほど前オレにはアイルランド人の彼女がいてその子がアイルランドに帰ったあと一度だけ会いに行ったことがある。その10日ほどの旅をもってその恋は終わり、オレもまたひとつ大人になったようなそんな気がした。語り尽くせぬ思いを少しだけ言葉にできたらうれしいな、オレは。
そもそもみんなアイルランドという国にそれほど関心はないのかもしれない。なのでざっくり説明する。世界地図で見るとイギリスの上にあるアイルランド島はダブリンを首都とするアイルランド共和国とイギリス領の北アイルランドとにわかれている。オレが行ったのはアイルランド共和国のほうである。

アイルランドの歴史を少し学ぶとわかってくるのが侵略され蹂躙されそのたび不屈の闘志で立ち上がったといえば聞こえはいいが何百年もの間立ち込める黒雲の中で耐え忍んできた苦渋と悲しみと闘争の日々が少し前までそこにあったという事実である。
それを象徴する事件のひとつとして1972年に北アイルランドで起こった「血の日曜日」というものがある。非武装のデモ隊をイギリス兵が銃撃し13人だか14人だかの10代の若者が無残にも殺されたという事件である。アイルランド系イギリス人であったジョンレノンが衝撃を受けすぐに発表した曲が動画に貼ってある曲だ。アングロサクソンの豚野郎がとか強烈なフレーズがまさにジョンの真骨頂であるし、妙に不安を掻き立てられるヨーコのコーラスもこの曲のメッセージ性を最大に引き出している。
今の時代こんな事件が起きたとして誰かがこんな風に優れたミュージックで表現してくれるのだろうか。それとも相も変わらずネットで戦犯探しがおこなわれて、誹謗中傷合戦が起きてチャンチャンなんだろうか、、こうやって時代をえぐりだしていたからこそジョンの音楽は素晴らしかったのだとあらためて思う。

なんだかテーマがすっかりずれてしまったけれどその「血の日曜日」事件に関してイギリスが正式に謝罪したのは何10年もたった後の2016年、キャメロン首相の口を通してであった。
posted by オーナーセイジ at 16:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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